カカオバリーの歴史

カカオの持つ豊かな表現力を最大限に生かし、シェフのクリエイティビティを高めます。

カカオバリーの歴史

カカオバリーの歩み

175年以上の歴史

かつてコーヒーと紅茶の商社を営んでいたBarry(バリー)家が、カカオに転向したのは1842年のこと。 チャールズ・バリー氏が繊細な風味を持つ上質なチョコレートの原料を求めてアフリカに赴き、自ら選別して収穫したカカオ豆を使って、洗練されたカカオ製品とチョコレートの製造を試みました。 1923年、当時勢いのあったLa carré(ラ・カレ)家によって買収された後、アフリカと南アメリカでカカオ農園、加工工場、地域社会への投資を行いながら、国際市場での事業を発展させていきます。

1963
バトンショコラの開発が、後に有名なパン・オ・ショコラの普及へ。

1973
プロの職人を個別にサポートするブランド「Your Demonstration Partner(ユア・デモンストレーション・パートナー)」を立ち上げる。

1976
「流し型」を使った製法を初めて職人に広める。

1988
加工に便利な小さな円盤形のチョコレート「Pistoles(ピストール)」を新発売。 またポリカーボネート製のボンボン型を発売することで、型を使用した製品種類の拡大に成功。 職人にパティスリーの多様性を与える。

1989
新製品「Pailleté Feuilletine(パユテ・フォユティーヌ)」がパティシエに革新をもたらす。 今日では「Le Royal Chocolat(ロイヤルショコラ)」のレシピに欠かせない存在。

2003
純度100%の天然ココアバター、マイクリオを発売。

2006
「プランテーションシリーズ」を発売。 1か所の限定農園でのみ収穫されたカカオ豆を用い、カカオバリーならではの香りと風味を実現。

2013
農園のカカオの葉と土壌にしか存在しない天然の発酵菌を発見。発酵プロセスに重要な改良が行われる。 「Q-フェルマンタシオン」と名付けられたこの新しい発酵法が、濃厚でピュアな味わいの特徴に。

2015
カカオのフレーバーを保つための新しいパッケージを導入し、カカオの知識を広める活動を開始。
「CacaoCollective(カカオコレクティブ)」発足。チョコレートづくりへのインスピレーション、情報を共有し、創造性を高める最高のシェフコミュニティに。「シェフによる、シェフのためのコミュニティ」がモットー。

2017
初の「RaRe チョコレート」として、「La Esmeralda(ラ エスメラルダ)」を発売。レアチョコレートシリーズ(2017年)は、高品質で希少かつ多様なカカオを、カカオバリーが未来に向けて継続的に市場に提供していくためのコミットメント。*日本未発売

2018
ナッツ製品をフレッシュにリニューアル。新たに開発されたナッツ製品が、シェフにフレーバーとテクスチャーの無限の可能性を与える。 どんなパレットにも似合う製品ラインアップが、さりげない甘みでクリエーションを引き立てます。